■ フレーム作成 ・・・ 完成までの20工程


創作フレームの作成手順を紹介します。

テーブルソー、バンドソー、ベルトサンダー、オービタルサンダーなどの電動工具と、各工程で自作の専用ジグを使って20工程を経て完成に至ります。


Step 1  Wood Cutting 【素材を額の幅にカット】

選び抜いたパイン材を、テーブルソーで各種のフレーム幅にタテ挽きします。

基本のフレーム幅は20mmと40mmの2種類です。

 

Step 2 Layout 【額4辺分の45度カットマーク】

ジグを使ってフレーム4辺分の切り出しのためのマークアップをします。 両端45度のカットラインをマーク、節やダメージのある部分は避けてレイアウトします。

 

Step 3 Cross Cuttiing 【額パーツの45度カット】

テーブルソーで45度カットジグを使ってコーナーをクロスカットします。ブレやズレがあると正確な45度アングルが出ないので、しっかりと固定して慎重にカットします。

 

Step 4 Trenching  【裏面溝の加工】

深さ7mm(ガラス厚2mm+スペーサー2mm+MDFバックボード3mm)と幅5mmのL型溝を彫ります。専用ジグで7x5mmの正確な溝をテーブルソーで加工します。  

 

Step 5  #150 Grinding 【研磨】

両端45度にカットされ溝加工された各パーツをベルとサンダー#150で表面を研磨します。

角の面取りやカット時のバリをきれいに取ります。

 

Step 6 Bonding  【4コーナー接着】

各パーツの45度切断面にボンドをつけて、4コーナーとも接着、フレームの形にしたあと、水平にしっかりと固定して8時間かけて乾燥させます。

 

Step 7 Slitting  【クランプ用スリット加工】

4コーナーが接着されたフレームの各コーナーに、補強用のクランプを入れるスリットを加工します。

フレーム材の厚み19mmの中央に2.7mmの溝が作られます。

 

Step 8 Cramping 【4コーナークランプ】

4コーナーのスリットにボンドを塗布し、別に切り出した2.7mm厚の木製クランプを埋め込みます。

約8時間で接着が完了し完全に固定されます。


トレンチ(溝)加工した各パーツがフレームの形になりました。

これから、エッジのトリミングや研磨を施し、塗装に入ります。


 

Step 9  Side Cutting 【クランプカット処理】

接着されたクランプのあまった部分をフレーム側面に沿ってテーブルソーでカットします。専用ジグを使ってフレーム本体に傷をつけないように注意します。 

 

Step 10 Belt Sanding  【コーナー研磨処理】

カット後のクランプのバリ(4コーナー8箇所) を#180のサンディングベルトで 研磨します。指に引っかからない程度に滑らかに仕上げます。

 

Step 11 Triming  【エッジのトリミング加工】

トリミングタイプのフレームは正面エッジに高速ベルトサンダーで不規則な溝を入れていきます。荒削りのトリミング模様が出来ます。 

 

Step 12 #400 Sanding 【研磨仕上げ】

トリミングタイプ、ストレートタイプとも塗装前の最終研磨仕上げを行います。オービタルサンダーで#400のサンドペーパー表面、側面、裏面を丁寧に研磨します。

  

Step 13  Coloring 【着色塗装】

オイルステインで着色して丁寧に拭き上げます。ウォルナットとオーク色をブレンドして落ち着いた色合いにします。きれいな木模様が浮かび上がります。

 

Step 14 Oil Finish 【オイル仕上げ】

イギリスの家具仕上げオイルのWatcoOilを塗布、拭き上げ、1時間後再度塗布、拭き上げを繰り返し、24時間乾燥させます。着色を生かすためクリアー(透明)オイルを使います。

 

Step 15 Stripping  【表面ナイフ仕上げ】

カッターナイフをフレーム表面に平行にあて、乾燥後の微妙な塗装むらを削り取ります。木木目のでこぼこも同時に削るので木模様のきれいな濃淡が出ます。  

 

Step 16 Polishing 【塗装後の最終研磨】

余分な塗装粉を布で何回も拭き取ります。小さな木表面の穴に研磨粉が入り込み、滑らかな表面が出来ます。自然な手づくり感がでます。


ここまで仕上げれば、あとは組み立てるだけです。完成品になる工程が一番楽しみです。


 

Step 17  Drilling 【金具、ポール用下穴加工】

バックボード止め金具、吊金具固定用ビスの下穴、および、テーブルに置くためのスタンドポールを差し込む穴を加工します。ポール用の穴は6mmφで斜めにドリル加工します。

 

Step 18 Parts Cut 【フレーム構成パーツの加工

ガラス(2mm厚)、下地用クラフト紙、プラダンスペーサー(2mm厚)、MDFバックボード(3mm厚)をそれぞれフレーム内径サイズ に切り出します。

 

Step 19 Assembling  【最終組み立て】

各フレーム構成パーツをはめ込み、止め金具で固定、吊金具を縦横2箇所取り付けます。オプションで、フレーム枠表面に、ハーブ柄やアルファベットの名前を彫刻することもあります。  

 

Step 20 Packaging 【パッケージング】

最後に Herbie Rabbit の ラベルと 作品番号ラベルをバックボードに貼り付けます。ポール1本を同封して、ポリラップ袋(クリアー)でパッケージング、ガラスや木の表面の保護をします。

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